私と君の確かな出来事

左を見てみると、一流が私の肩に右手を乗っけている所だった。


その横顔は今まで見た事が無い程真剣で、射る様な瞳をただひたすら我孫子さんにぶつけていた。


「―――ええ。1週間前から、彼の姿はずっと見えてたわ」


「なっ……1週間前からっ!?」


我孫子さんの返答に、私は度肝を抜かれてしまった。


1週間前と言ったら、私と一流が初めて出会った日。


それと同じ日から、我孫子さんも一流が見えていたって言うの……っ!?


いきなりの事実に頭がついて行けなくて、フラリと足元が揺れる。


「蕾、しっかりして………」