「っ…!!やっべ、さっさと目と鼻と口閉じろ!!」 姫が言った時にはもう遅く、煙が晴れて周りが見えてきた頃には既に王子の姿は有りませんでした。 「くっそ…」 「姫…我が息子のことをそこまで心配してくれてわしは嬉しいぞ!」