『っ。やべぇな。魔燐はこの<気>のことをまだ知らないはず…』

「すぴーっ」

『知らないかw』

「あれー?みんなどうしたの?」

『やべっ』

「なんにもないじゃん」

「あれだよー。まりちゃん!あそこの黒いもやもや。」

「ないけどなぁ…」

「ぶらんことのこだよ?」

「うん。無い」


『もしかして魔燐見えないのか?
好都合だ。



疾風に報告だ』