~去年・7月7日~
「見てっ!理玖ー!きっれぇーい!!」
七夕午後10時の星空の下、俺たちは朝日ヶ丘公園に来ていた。実際のところ、俺たちは寸分違わぬ高校生なので見つかったら補導されてしまうのだが、ここ朝日ヶ丘公園はちょっとした高級住宅街に囲まれた公園なのでパトロールに来る巡回警察官が少ない。
「…晴れて、良かったぁ。」
すっかり空を埋め尽くす星と天の川に魅せられたのか、美碧はほぅ…と立ち尽くしていた。
「…あぁ。」
俺は自然に美碧の傍らへ寄り添い、肩を抱いた。美碧はその事に少し驚いて、目を泳がせた後、静かに頬を紅くした。
その様子にちょっとした感激を覚えながら、俺は絵描きの最高のスペースを探した。丁度良い丘を見つけると、俺はそこに足を進めた。
「さぁて、お天気さんの機嫌が悪くなる前にさっさと仕上げんぞ。」
「うん!」
雲一つ無い夜空のもと、俺たちは絵を描き始めた。サァァと風が突き抜ける。
「見てっ!理玖ー!きっれぇーい!!」
七夕午後10時の星空の下、俺たちは朝日ヶ丘公園に来ていた。実際のところ、俺たちは寸分違わぬ高校生なので見つかったら補導されてしまうのだが、ここ朝日ヶ丘公園はちょっとした高級住宅街に囲まれた公園なのでパトロールに来る巡回警察官が少ない。
「…晴れて、良かったぁ。」
すっかり空を埋め尽くす星と天の川に魅せられたのか、美碧はほぅ…と立ち尽くしていた。
「…あぁ。」
俺は自然に美碧の傍らへ寄り添い、肩を抱いた。美碧はその事に少し驚いて、目を泳がせた後、静かに頬を紅くした。
その様子にちょっとした感激を覚えながら、俺は絵描きの最高のスペースを探した。丁度良い丘を見つけると、俺はそこに足を進めた。
「さぁて、お天気さんの機嫌が悪くなる前にさっさと仕上げんぞ。」
「うん!」
雲一つ無い夜空のもと、俺たちは絵を描き始めた。サァァと風が突き抜ける。



