side千歳



自分からふったくせに。
嘘までついたくせに。



走って部屋をでていった
桃菜の背中を見て、


涙がでそうになった。



「くそっ・・・・・・!」


ベッドを殴る。
最低だ、俺。嫌われてもしかたない。