side桃菜



気が付けばそこは、
千歳くんの家だった。


千歳くんの匂いがする。
それだけで安心できた。



「ちとせ、くん・・・・・・?」


「あぁ、起きたか」


微笑んだ千歳くん。
あぁ、心臓やられた。