side桃菜


千歳くんの悲しい過去を知って



あたしは、
あたしなりに千歳くんを守ろうと思った。


千歳くんが悲しんでたら傍に居たい。
千歳くんが寂しいなら寄り添いたい。



あたしのすべてが、
千歳くんで埋まっていく。