「まい━━!!!」
「・・・・っっ!!?」


びっくりした・・・

由樹が麻衣の顔の前で手を振る。

「もぉ━麻衣ったらぼ━ってしてるんだもん。裕くん呼んでるよっっ!!」

「ゆうっっっ!?」


教室の前を見ると、裕がいた。
麻衣は、すぐに立ち上がり裕の元へ向かう。

「裕っ★」

声をかけると、裕はさっき貸した辞典を出した。

「麻衣〜これサンキューな♪また貸して(笑)」


また・・・

そんなのいいに決まってるぢゃん。
麻衣は、好きな人のためなら何でもする奴だもん。


「まかせてっ」

「ぢゃよろしく★あ、あとさ〜今日、一緒に遊ばねえ??」


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