うちわまだ中学2年。
季節わ9月頃。

学校の体育の時間。更衣室で着替えていると親友に
『ゆい!その傷どしたの!?!?』
といわれた。
『…大丈夫だよ?たいしたことなーい♪さ、早く体育いこー♪』

うちわ人に相談もできない。頼りたいのに頼れない。
嫌われるのが恐くてなにも言えない。

ある日。幼なじみの四人で遊ぶことになった。久々だったからオシャレしてこうとスカートをはいていった。
すると。
幼なじみの1人のひろとと話して歩いているときのこと。。
『お前そのあざどしたん?』
『ぇ、どこの?』
『太もものとこ。』
『……!?』急いで確認した。こんなとこにもあざがあったなんて。
『お前さ彼氏になんかされとらん?』
『…?されてないよぉドジだから転けただけぇー♪』
『目つぶって?』
『え?』なにを、いってんのかわけがわかんなかった。とりあえず目をつぶると。

グイッ。手を捕まれて壁に押し付けられた。
『キャ。やめ、て。』
するとひろとが手を顔のほうに持ってきた。
殴られるかとおもった。
恐くなって泣いてしまった。


『ほら。彼氏に暴力されてんだろ?ちがう?』
『…されて、ないっ。』
そういってひろとの手を振り払った。
『は?じゃあこの首筋わ?太ももわ?腕わ?転んでんなことになるわけねーだろ。』
『……転けただけだよ。』

『ふーん?いえよ?今言わなきゃ俺しらねーかんな?だいちんとこいくけど。いいん?』

『だ…め。』
『なんで?幼なじみにくらい言ってもいんじゃねーの?1人で抱えんなって。』
『…。』
『このあざわ?誰にやられたん?』
『だい…ち。』
『チッ。早く言えや。女傷つけるとかマジでありえん。殺す。あいつ。』
『ダメ!やめて?うちなら大丈夫だよ?』
『こんなあざつくって大丈夫とかいうん?』
『…大丈夫だもん。』
『は?てめえいい加減目覚ませや。』

ペチっ 『…いたっ。』
ひろとにびんたされてた。
『だいちんとこ行くから。』
『やめてってば!だいちがいないとダメなの。優しいんだもん。』
『…