平誠組 

 「何者だ.............か。よくそんなことがいえますね。どうせカネモチジャーから適当に痛めつけろとか言われてお金でも渡されたくせによくそんな白々しいこといえますね」
 「はっ?かね、かねもちじ、じゃー?」
 2つ目の選択肢、それは正当なる訴え。だがそれは表面上で本質的にいえば単なる八つ当たり。
 どうしてあいつ等の嫌がらせにこっちが悩まなくちゃいけない。そんな気持ちがスッと横切った事で浮かんだ。
 理不尽な罵倒を浴びせられる皆さんには申し訳ないがこの際、思う存分爆発してやる。
 「大体、高校生のくだらない嫌がらせのためここまで凝ったことします?あなた方の役者魂はお金でどうとでもなるような安い物なのかっ!」
 敬語が段々タメ口になる。でもそんなこと知ったことじゃない。私の頭は只今リオのカーニバル真っ最中。
 「これまで沢山の嫌がらせを受けましたよ。持ち物を盗まれることから始まり、馬鹿とかアホとか死ねとか生まれてこなければとか書いた手紙を1日何十通も置いてあって、コンビニで窃盗犯と勘違いされたり、バイト先で私のありもしない悪いネタを流されたり、最近になってはお金で雇った屈強な男を連れて追いかけられるは、プールに突き落とされるは挙げ句の果てにはこれだ、やってられやしない!」
 「お、おい。お前ちょっと待...........」
 「あんたらがやるっていうなら受けて立ってやるさ。さあどっからでもかかって.............」
 「待てって言ってるだろ!」
 突然怒鳴られ口が止まる。見れば全員びっくり眼で私を見つめている。