つかむ、その手。


ちょっとつり目だけど....
すっごい美人だった


「あたしは、澤本 夏生
夏生って呼んで」


目、すら合わせない私に
なつきは....毎日毎日病室に来ては話してた





「....あおいったらね、あー....速水?
速水ったら毎日あたしのとこに来るのよ」


「今日は萌ちゃん喋った?って」


速水は....お母さんとか他の大人とは違う
そう頭では分かってる


「....萌ちゃんのことすっごい
気にかけてるみたいでね?」


「みて?萌ちゃんノートだってw
何が好きーだとか嫌いーとか書いてあんの」



どんだけ、私が頑張っても
速水は私の頑張りも超えてきちゃう


『ぃ....』


「?....萌ちゃん?」



『っく....ごめ、んなさいぃ〜....』