~6月10日~
俺の名前は 坂本 隆二 (さかもと りゅうじ)!
皆からは 坂本と呼ばれている。
今日は転校生が来るから
ドキドキしている。

「ニュース!ニュース!!!
転校生は女子らしいぜー!!」

今ハイテンションで教室に入ってきたのが
吉井 颯斗 (よしい はやと)
とても明るくて、クラス1の人気者☆
皆からは 颯斗 と呼ばれている。
朝はいつも職員室前の廊下で
盗み聞きをしているらしい。

「えっ!?女子!?吉井!まじかっ!」

吉井のニュースに一番に反応したのが
斉藤 平次 (さいとう へいじ)
はっきりいうがクラス1の変態だ。
皆からは 斉藤、または、
変態と呼ばれている。

「女子かぁ~、どんな子かなぁ~♪」

今普通の反応をしたのが
坂本 沙奈(さかもと さな)
坂本 隆二 の双子の姉である。
皆からは 沙奈と呼ばれている。

颯斗のニュースを聞いてから
ワイワイ、ガヤガヤと
クラスが騒がしくなった。

「はぁーっい!早く席付きな!」

今教室に入ってきたのが
僕らの先生だっ。
とてもいい人なんだが、
怒ると誰も手がつけられない...

「ぅわぁっ!やべっ!先生だっ!
早く座れぇっ!」

先生が入ってきてから
クラスは静まった。

「はぃ、静かになったところで、
今日は転校生がきているー!
今日から我らが4年1組の仲間に
なるんだから仲良くしてやれよ!
おーいっ! 転校生ー!はいれー!」

「はっ、はぃっ!」

転校生が教室に入ってきた...

「み、皆さん!お、
おはようごさいます!
私の名前は 月島 明美
(つきしま あけみ)
といいます!
これからよろしくお願いします!。」

とても普通の女の子だ。
っと、僕は思ったが、
ほかの男子は、僕と違うことを
思っているらしい。

「おっ? 坂本 隆二! お前の
隣の席が、空いてるなー?
月島!坂本の隣が
今日からお前の席だ!しっかりやれっ!」

「はいっ、わかりました。」

月島さんが
どんどん僕の方に近づいてくる。

そして、月島さんが
僕の隣に座った瞬間。
周りの男子がすごい目で僕を見ていた。
....がっ、ここで気にしないのが僕なんだ。
っと心に言い聞かせた。

「坂本くん、よろしくね☆」

「あ、ぅん。こちらこそ。」

僕はいきなりの事にかなり
焦ってしまった。

これから月島さんと上手くやっていけるの
だろうか.....