【完】純情レンアイ






―――日曜日。



ピピピ―――ッ



「ん……もう朝か」



時計を見ると、12時より少し前だった。



ちょっと寝過ぎてもたなぁ……ま、特になんも予定ないからええけど。



あくびをしながら、リビングのソファに座ってテレビをつける。



『続いては天気予報です。今日は昼の13時から夕方にかけて大雨が降り、寒くなるでしょう。お出かけの際には傘と上着をお持ちください』



……今日、大雨なんか。
なら、出かけんで正解かもな。



……眠いし二度寝でもするか。



と、自分の部屋に戻ろうとしたとき。



「ちょっと愁?アンタまた寝るんけ?」



母ちゃんが自分の部屋の方に向かう俺を見て、不満そうに言った。



「んー、だって特にすることないし?てか、母ちゃん今日も仕事やろ?」



「うん、そやで。今から行ってくるわ。今の仕事、めっちゃ忙しいから今日いつ帰ってこれるかわからんから、晩ごはん一応作り置きしとくからな」



母ちゃんは仕事で父ちゃんはいっつも夜遅くまで仕事。
ってことは、今日ほぼ一日俺1人か。