【完】純情レンアイ







「だって、愛空ってええ匂いするし?」



「……っ!へ、ヘンタイ発言はやめてくださいっ」



い、いい匂いって……!



「えぇやん、男ってみんなヘンタイやもん」



「~~っよ、よくないですっ」



私は背中から榎本くんを引きはがす。



「榎本くんと愛空、いつの間にそんなに仲良くなっちゃってんのー?」



その様子を見ていたアカリが面白そうに笑う。



「あ、アカリたすけ……」



「やろ!?俺、愛空の彼氏候補やから!みんなよろしくなーっ!」



「ちょ、榎本くん!?」



なに大声で叫んでるの!?
教室には冷やかしの声と女子の黄色い声が飛び交う。



は、恥ずかしすぎる……もう、穴があったら入りたい……。