【完】純情レンアイ







「アカリー!お弁当食べよ!」



お弁当を持って、アカリに言った。



「あ、ごめん!言うの忘れてたけど、今日先輩と食べる約束してるんだっ!」



アカリは申し訳なさそうに両手を顔の前で合わせる。



そう、アカリには1つ年上の付き合いたてホヤホヤの彼氏さんがいるんです。
いいなぁ、私も彼氏とかほしいなぁ……。
ま、男の子がニガテな時点で無理か。



「そっか。いってらっしゃい」



「ごめんね!じゃ、いってくる!」



アカリはお弁当を持って、嬉しそうに颯爽と教室を出て行った。



アカリ、女の子の顔してるな。
恋してますって感じ。



さてと、私はどこでお弁当食べよ?
教室で1人は寂しいし、屋上はカップルで賑わってて気まずいだろうし……。



そうだ、中庭ならあんまり人来ないかも。



中庭に行こう。



そう決めて、教室を出ようとしたときだった。