「愛空がいきなり手首掴まれて、色々言われてるからビックリしちゃった!」
「わ、私の方がもっとビックリしたよ……もう死ぬかと……」
「俺の方が迷子になって死ぬかと思ったわ」
「……っ!」
アカリじゃない声がして顔を上げると、榎本くんが立っていた。
ど、どうしよ!
あ、謝らなきゃ……っでも、怖くて……。
「あ、あのっ」
「ほら、愛空!立って!」
「えっ!?」
アカリに腕を掴まれ、立たされる。
「今朝は本当に愛空が申し訳ありませんでしたっ!!」
「わぁ!」
アカリがそう言って、私の頭を下げさせた。
「ご、ごごごご、ごめんなさい……っ!」
私は慌てて謝る。



