私、中川遥(なかがわ はるか)。
今日から高校一年生。
性格は明るすぎないし、暗すぎない。
普通の女子高校生である。
ただ人見知りをしやすく、友達の数はそう多い方ではない。
容姿については、身長は155センチ。
体型はいたって普通…
もともと色素が薄いせいか、色が白く、
いつも「大丈夫⁇」と具合が悪いと勘違いされることが多かった。
健康体で、学校も休まなかった。
自慢になるが中学では皆勤賞だった。
ーーー高校へ行く支度中の朝。
「はぁ〜るぅーーー‼︎」
突然、後ろから抱きつかれた。
こう言うことをするのは、あの子しかいない。そう、親友の奈月である。
本名は、高梁 奈月。(たかはしなつき)
私とは正反対の明る〜い性格だが、幼稚園からの仲。
つまり、私の性格を知り尽くしている…
はる。ナツ。と呼び合う仲だ。
ナツは、運動神経抜群のすらっとした美人だ。
家も近いため、高校まで一緒に通うことになっていた。
「はるっ。久しぶりぃ〜〜♡。」
「もぉー。ナツっ!びっくりしたぁ‼︎」
「えへへぇー。だって嬉しいんだもん♪ はるとおんなじ高校に行けるから♡」
「私だって嬉しいもん♪ナツ大好きッ」
と言って、ナツを抱きしめ返す。
「さ、いこいこー。入学式に遅れちゃう‼︎」
と、私が言うとナツはスキップで玄関に向かった。
高校につくと、私達は直ぐにクラス編成を見に行った。
ーーッ!やったぁ!ナツと同じクラスだぁ‼︎
「な、ナツ‼︎クラス同じだょ!」
と私が言うと、ナツは
「キャー‼︎嬉しぃー‼︎」
と抱きついてきた。
ホント、抱きつき魔だ。
でも、私も嬉しぃ♪笑
そして、式が始まった。
明日からの高校生活が楽しみだ。
