「もしもし、俺だけど。」 「うん。」 「「...........」」 2人の間に沈黙が流れる。 「で、何の用?」 私は沈黙が嫌で少しきつめに聞いた。 「いや...もうすぐ8ヶ月記念日だから一緒に過ごせないかな?と思って。」 え? 8ヶ月も一緒に過ごしてくれるの? でも、私に芽生えた感情は嬉しさだけではなかった。 「ごめん。考えさせて。」 私は今まで我慢してきたのに、こんな一言で流される女じゃない。 それを証明したかった。