マルメロ


「はぁーーぃ――」


納得しているのか、呆れ果てているのか――複雑な感情が入り交じった女性徒達の返事――。




「よぉーーし、ホームルームを始めるが――マリネぇーっ、よだれを拭いて起きろぉ――」



「ふええぇ――」


ゆっくりと身を起こすマリネ――しかし、桜先生がある異変に気づく――。



「マリネぇーっ、何で制服のボタンが外れてるんだぁ――お前のたわわな胸元が強調されているじゃあないか――」


リボンがあらぬ方向にずれ、豊満な果実を保護する下着が、僅かに垣間見れるマリネの「起床風景」――。


「それは、テルを誘っているのかぁ――だが、使うタイミングが違うぞぉ――」



「いいかぁマリネぇ、よく覚えておけぇ――その意識しない純真無垢さの色気は、時に残酷で、罪だぞ――」


「むえっ――」


罪の部分が強調された、マリネの反応――。


「まぁ、いい――テルも罠にはまるなよ――って因みにテルは巨乳と貧乳、どっちがお好みだぁ――」


女性徒達の目が、「ギュン」と光り、彼を凝視する――。


「勘弁して下さい――」


彼は赤面して、机に伏せた――。