「着いたぜ!! リリア、此所がケルベロスのアジトだ。」
そこは蜘蛛の巣がかかるほこりっぽい薄暗い倉庫の様な場所だった。
「今はもう使われてねーみてーだなぁ」
「動くな…」
リリアの頭に拳銃を突き付け、冷たい目で見下ろす大柄な男
「あっ、あの!! 私!! あ、怪しい者では、」
「止めろ、俺の連れだ」大柄な男の腕を強く掴むオーク。
「そうだぜ?ドルブァ、おめぇ只でさえ見かけで怖がられるんだから、そんな物騒な物持ってると、人が寄り付かねーぜ?」
上の柱に立ち、