『僕と付き合ってください!』

『お願いします』

告白の日から3か月。デートの待ち合わせをしている。

「舞香遅いなぁ」

「勝利!遅れてごめんね!」

「全然平気!じゃあ行こっか。」

僕がきみに手をさし延ばすときみは、笑顔で

「うん!!」

僕の手の上にきみの手をのせてくれる。

「恋人つなぎしよっか?」

「ほんとにやるの?恥ずかしい・・・」

なんて他愛のないはなしをしていたんだ。

この後に何が起こるかなんてわからずに。