風呂場に直行した杏璃を
見てから
俺は単車に乗った


溜まり場に行った


れいかを取り戻す日は
明後日決行


「れいか‥…」


後ろからついてきた時雨


「いいのぉ?杏璃、」


「あいつは‥…妹だ」


「ははっ、強がっちゃって
馬鹿みたい」


「お前もいつか玲奈が、同じ目に合うぞ」




時雨は真顔になった
考えるような仕草をして



「その時は、俺が守る


だけ‥…でしょ?」


ははっと笑って
下っ端の奴らの所に行った


「あいつ、今日はやけに喋るな」


正確変わったか?と思いながらも


幹部の奴らと打ち合わせするために
階段を登った