ある日の夜、私はこうたに連れられてレストランへ来ていた。


そこで私たちは今日あったことや会社での様子など他愛のない話ばかりしていた。


そんなことをしているとあっという間に時間も過ぎてしまい、私たちはレストランをでて歩いていた。


すると急にこうたが

「ちょっとあの公園へ寄って行かないか?」

と言い出した。

普段ならすぐに家に帰っていたのでこの時私は少し不審になった。

何か言いたいことでもあるのかな…


なんてことを思いながらも、


「いいよ、寄っていこ」


そう言って微笑むと彼も微笑んできた。

その笑顔を見た私の胸はドキッっと高鳴った。


あぁ…この笑顔、好きだなぁ…


なんて思いながら彼の横へ座った。