それから、わたしは悩んだ。 悩んで、悩み抜いた末に雫に告白しようと決めた。 雨の精だろうが何だろうがしらないけど! この気持ちは隠せないから! わたしは急いで天気予報を調べた。 明日は....晴れ その次の日は....雨!! わたしは気持ちを落ち着かせるように深く深呼吸した。 そして、雨の日がやって来た。 「よしっ!」 わたしはいつも窓辺ではなく、外で雫を待った。 会ったら、告白するんだ....