ヒトメボレ。






走れ。
走れ。
走れ。





謝って、今度はちゃんと伝えるんだ。



真比呂さんの笑顔が頭に浮かぶ。





その笑顔が見たいから。
その声が聞きたいから。
その手を握りたいから。





走れ。






息を切らして辿り着いた先に、彼女の姿を見つけた。





オレは精一杯息を吸って、叫んだ。










「真比呂さんっ!!!」