ヒトメボレ。






無我夢中で走って、辿り着いたのは小さな公園でした。




体中の力が抜け、ベンチに座り込みます。






「はぁ…………」








細く、震えたため息が、喉の奥から吐き出されました。




これから、一体どうすればいいんだろう。



あの時、広野くんどんな顔してた…?



考えるのが、怖い。




もう、あなたを見つめることも許されないのでしょうか?





そう思うと胸が苦しくなって、目頭が熱くなります。