心臓が止まりそうでした。 あまりにも突然で言葉が出ません。 バレてしまう。恥ずかしい……!! 「え……」 自分でも顔が真っ赤になっているのがわかるのに、広野くんが気づかないはずがありません。 「ごっ、ごめんなさいっ」 私はたまらず、教室を飛び出しました。 ああ、こんな、 逃げ出すようなことをしたら、もう好きだと言っているのと同じだ…… それでも、今の私にはこの選択以外頭に浮かばなかったのです。