キーンコーンカーンコーン……… テストが終了しました。 広野くんのシャーペンと消しゴムのおかげか、スラスラと問題が解けたんです。 お礼を言いたくて、広野くんを探しましたが、もうすでに彼の姿は教室にはありませんでした。 「お礼、また明日でもいいかな…」 私は借りていたシャーペンと消しゴムを丁寧にカバンにしまって、教室を出ました。