「うーん。ふわふわの茶色の髪に見とれるほどに整った顔……の男の子が出てきたってことしか覚えてないんだよね?」 「うん。」 一体なんでそんなイケメンが出てくるのだろう。 「まあ。結果誰なんだか……。」 私は、帰りのホームルーム中もずっと考えていたけど何も浮かんでこなかった。