「時雨。」 「え?」 「時雨って、呼ばれてた。」 ───ズキンッ 「っ!!」 またこの酷い頭痛。 何かが欠落してる。 私は何か大事なことを忘れている。 そう、頭が叫んでいるみたいだった。 「‥‥‥ご、めん‥っ!!何か、何か忘れてる気がする‥‥!!」 「そんな無理に思い出すことじゃねーよ‥‥!!」 「だって、だって‥‥!!」