横山兄妹

やっと3階まで登り終わった私は教室へとまた足を進めた

1-2と書かれた札がついている教室の扉を開けて中に入るとクラスの半分くらいの人数がいた

私は特に挨拶する仲の人もいないのでそのまま自分の席へと向かう



席はあいうえお順なので私は窓際の後ろの方の席になった

日当たりがいいので気に入っている



自分の席に座った私は鞄の中から小説を取り出した


この小説は私の好きな小説ランキングで5位以内には入ると思う


話の内容は簡単に言うと殺人


恋愛系よりもホラーやグロいのが好きな私は女としてどうなのだろうか


だからといって恋愛系を読む気にもなれないので自分が読みたい本を読んでいる

さて、読むかな


私は聞こえてくる周りの音をシャットアウトするように音を上げて小説を読むことに集中した