「瑠々」 『......』 「瑠々ー」 『......』 「瑠々ってば!ちょっと待て!」 遥斗君よりも 数歩先を歩いていると 腕を掴まれ、 強制的に遥斗君の隣へ 『なーんでーすかー』 「何、そんなに拗ねてんの?」 顔を覗き込まれ 優しく声をかけてくれる でも... 『なんでもない』