お菓子よりも甘く





『別に、怒ってねーよ』



どかりと瑠々の隣に座る


走ってきたから、かなり暑い

息も絶え絶えで、落ち着かせる為に。


『...っはぁ。板野だろ?』



びくり、瑠々の肩が揺れる



『...俺は、瑠々には怒ってない
でも、板野にはすげー怒ってる』

「...」

『何言われたかわかんないけどさ
何があっても、俺は瑠々と居るから』


俺よりも小さな体

その女の子の頭を、優しく撫でる


『だから、あいつと何があった?』


優しく、優しく問いかける