お菓子よりも甘く




『輝樹っ砂場で遊んでないで、
かくれんぼしよ!』

「今、おしろつくってるの」

『いいからー』

「うー...うん」




『じゃあ隠れるからね!』

「うん!」





私は隠れるために少し離れた、

輝樹からは死角になっている

木の陰に隠れていたんだ