「こっから少し歩くんだけど」 『...大丈夫』 「了解でっす」 通りではなく 細い道の方へと歩き出す 「本から家具から色々あるんだよ でも全部お洒落でねー」 『...うん』 「椅子もたくさんあるから 座れるし、古本だから読み放題で 暇つぶしにももってこいでして」 『...』 「立ち読みOKな所なんて 最近少ないしいいとこだよ」 『そうだな』 「あとこの間ねー...」 小さい口で 一所懸命俺に喋る夢野さん ...うん やっぱ可愛いよな