『夢野さんこそ...なんでここに 家とかこっちでもないでしょ』 「...夏祭り、に、来てて... ちょっと...迷ったっていうか...」 え、こっから夏祭りの場所まで 結構離れてると思うんだけど... もしかして方向音痴? ...には、見えないよなぁ 顔色悪いし...泣いた跡もある 『...あー...夏祭りに戻る? よかったら案内するけど...』 「や!も、もう帰るから...」 『...じゃ、バス停まで送る』 「.........お願い、します...」