お菓子よりも甘く



急いで体制を戻そうとして

ばっと顔を上にあげると



目の前に、彼の整った顔



お互いの鼻がくっついてしまいそうな二尾君との距離に、私はどぎまぎしてしまって


『ごごごごごめ...』



なんて、噛みまくりで謝ってみれば




「...耳まで真っ赤ですよ、夢野さん」



さっき私の言った一言を

にやりとした顔で言い放つんだ