次の日。 放課後、図書館にて。 「そ、それでねっ」 『うん』 「問3とか問6とか 琴乃ちゃんでもわかんないやつとかをねっ」 『うん』 「すらすら解けちゃってねっ」 『よかったな』 「二尾君のおかげだよ!」 『夢野さんが頑張った結果だ』 「そんなことない! だって現代文なんて、前のテストで...」 会ってから、ずっとこの調子だ