越中がいた。 「衣装作りおつかれさま。 進んだ?」 「ちょっとだけ! ぶっ部活おつ、おつかれさま!」 越中はちょっとびっくりした顔をした。 「海からそんな言葉もらえると思ってへんかったから不意打ちくらった…」 越中の顔を見ると耳まで真っ赤っか。 二人は無言で歩いていく。