クロードとお風呂に入って、脱衣場の椅子に腰掛けていた。…クロードにボディーケアクリームをあたしの届かない所に塗って貰うため…
……けど、やっぱりハズカシイ!!!
恥ずかしくてプルプル震えてるのにクロードは勘違いなのか、もしくは敢えてなのか分からないけど
「ん?寒いか?…火の結界を使って冷えない様にしてるんだけど…」と洗面台の鏡にうつってるあたしを見る。
「寒くは無いけど…ひゃっ!!」クリームをクロードが塗ってるけど、あたしの弱点である背中の肩甲骨辺りをクロードの手が滑ってく。いたずらっ子な顔をしたクロードが味を占めたみたいに何度も何度もそこを撫でてくる。
「うぅ~……もうそこは良いから塗って無い所」と涙目のあたしをみたクロードがすぅ~っと手のひらの温度で温めたクリームを別の弱点を攻める。…セミロングの髪に隠れて普段は見えない首筋に塗っていく。
「だからなんでクロード、あたしの弱点ばっかりなの!?」別の所あるでしょ!と言うけどクロードはあたしの言うことを無視して塗っていく。
……後であたしがご機嫌斜めになってクロードがあたふたとご機嫌を取ろうとしたことは別の話。