目を開けてみるとクロードがあたしのベッドに腰掛けてあたしの手を握っていた。

「調子はどうだ?」と聞かれて大分楽になってるのが気付いた。

「大分楽になったよ?」と言うと

「よかった。レイカが寝てるときにレイスが治療やってくれたからな。」とクロードが微笑んだ。

「ミーティング、どうだった?」と言うと

「若干時間が掛かったけど終わった。」って答えてくれた。ゆっくり起き上がり、ベッドサイドに置いといた水に口を着けてから時計を見るともう少しで夕暮れが始まる時間。

「あ、そうだ。ティーパーティーのドレスのデザイン画出来たから見て欲しいって城から連絡あった。…行けそうか?」って言われて

「うん。大丈夫だと思う。」と答えて

「そっか。じゃあ明日に俺の執務室に来る様に言っとく。」と言い

「もう少し休んでな。俺は書類、片付けるから。」と言いクロードは書類の整理を始めた。