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結局、私の突然の偏頭痛の事もあり、月野くん連れ添いの元病院に来た。
最後まで浅緋くんは不満そうで、宥める瑠衣くんは苦笑していた。


そのまま大学生組三人は大学へ。夏見くんも高校へ行った。


私と月野くんは、どうやら普通じゃない職種に務めているらしい。というのも私は殆どをあのマンションで絵を描いて過ごしていたという。


月野くんは夜の職業らしく、何をしているのかは謎。姉である未来ちゃんすら知らないという。


「……おう。久しぶりじゃねぇか。おめぇ、また痩せたんじゃねぇの?」