「あ!仁科じゃん。どーしたンだよ今日は。遅かったじゃん。」
一人の男の子がパタパタと走ってきた。
…なんなのこの子。ちょー可愛いんですけど。
「おー、渚じゃねーの。
いやー、朝にな?春馬さんがなんかウキウキしてたからなんかあるなと思ってたら、ビンゴよ!
転校生来たんだよ。だから連れてきた。」
いや、ちょっと待って。俺って転校生っていうだけで連れて来られたん⁇
なにそれ、ちょー悲しくね?
…あの可愛い子は渚くんか。
俺が見た感じは、可愛いくてフワフワしてて、後ろに羽が生えてる…。
天使だ。マイエンジェルだ。
