『ねぇ晴にぃ?』


『ん、なんだ?』


『あたしね、大きくなったらアゲハ蝶になりたいのー。』


『アゲハ蝶?』


『うん。虫だからってみんな嫌ってるけどあたしはすんごく綺麗だとおもうんだー。』


こういうと、そっか。と言って頭を撫でてくれた。

あなたにはもう…あえないんだね…。