俺、お前が好きだ。


ふと、目を覚ますと外はもう

日が昇っていた。

今日は何しようかな。

毎日そんな感じ。

「散歩でもしようかな。」

久しぶりに散歩することにした。

近くの公園まで。

いつもと変わらない風景。

ノロノロと足を動かす。

久しぶりの公園。

変わらない子供達の声。

日陰のベンチに座りため息をついた。

「隣、いい?」

声のする方を見ると、あの時の新人。

「あ、いいよ。」

嫌なタイミングだな。

「いつもここいるの?」

「いないよ、今日は気晴らしに。」

「ふーん。」

あんまり盛り上がらない話をして

過ごす。

「君、仕事は?」

「君って。」

「あぁ、ごめん。」

そりゃそうだろ。

名前言ってないし。

「和也でいいよ。」

「わかった、仁でいいよ。」

お互いの呼び名を決めた。

「で、仕事は?」

「体売りだよ。」

「え、いいの?」

「何が、関係ないだろ。」

俺って短気?

友人によく言われる。

「自分、大事にした方いいぞ?」

「偉そうに。」

「ま、俺も言えないんだけどね人の事」

「…フッ。」

なんか笑えた。

すると、

「和也、笑えるんだ。」

「は?笑うよ、そりゃ。」

けど、人の前で笑ったの久しぶりかも。

笑うとしたら友人と居る時。

「俺さ、一回笑うこと忘れたんだ。」

「なんで?」

あいつに出会ったから。

「まぁ、色々とね。」

「それで、この仕事?」

「…さぁー。」

正直言ってそうだ。

「一回さ俺に抱かせてよ。」

「なんでだよ。」

「いいじゃん。」

「いいよ、じゃあ。」

簡単にOKしちゃったけどよかったのかな。

まぁ、今日のお楽しみだな。