ベッドに倒れたまま俺は

眠っていたようだ。

目を覚ますと外は薄暗くなっていた。

「もうすぐ夜明けか。」

重たい体を起した。

「変な夢を見たな。」

元彼の夢。

もう思い出したくないのに。

あんな奴。

そんなことを思いながら

俺はまた眠りについた。