友達が車で迎えに来てくれた。

その友達の名前は吉田敦己という。

敦己おじさんは私たちにとても優しい。
おっとりとした性格で丸々としている。

敦己おじさんと会って私は安心した。

ひとり取り残されて、不安で心が潰れそうだった私を優しさで包んでくれた気がした。

急いで車に乗って母親のとこに向かった。

道中がとても長く感じられた…
その間にいろんなことを想定した。
話は全部いい方向には向かなかった…


やっと、敦己おじさんの家に着いた。

ドアを開けて母親と会えた。




母親の姿をみて唖然とした。






神は乱れ、洋服には血がついていた。





なにがあったのだろう…。
疑問と恐怖が心の中をいっぱいにした。

泣いた顔で母親は「ごめんね」となんども謝った。

私も混乱して泣いていた。