がっこうでの私はいつも笑っている。

たいして面白いことがなくても笑っている。

笑顔でいることが1番楽だからだ。

ムカつくことだってたくさんある。

泣きたい時もある。

でも私は笑っている。

感情が溢れた時は、空をみて、あの頃の幸せを思い出す。


こんな私にも彼氏がいる。

俊介という、笑顔が眩しい背の高い、頭がいいけどやんちゃな男の子。

皆は恋愛対象として見れないとか、友達としか思えないと、言われる。

だけど、私からすると俊介は素敵な人に見えた。

きっと幸せのオーラを眩しく放っているからだろう。
そしてくしゃっとした笑顔。
私はそこに惹かれた。

思い切って想いを伝えると、私の想いに答えてくれた…。

この時はものすごく幸せだった。



充実した日々を、過ごしていたのに…

その幸せは跡形もなく崩れた。