みるくこーひー

「じゃ班でいろいろな役割決めろ~」


私達は机をくっつけて班にした。

まぁ何を言うよりまず班長だろ。


「どーする!?適当に樋口!
 お前やれば!?」

「えぇ~嫌に決まってるジャン!
 ね、優瑠は?」


くっそぉぉ・・この可愛い系男子め。
すんなり流された・・・。
和泉はコンな奴の何がいいの!?


「はぁぁ!?なんで学習委員やらされて
 しかも班長までしなきゃイケねぇんだ
 よ!!!智やれ!!!」

「それこそふざけるな!俺は委員長だぞ!?
 班長とかやったら死ぬし! 
 ここは冷静な陽太郎!」

「却下。俺まとめるのとか苦手・・・
 ここは今仕切ってる・・速鳶・・。
 お前すれば?」

「・・・・・・え!?」


いきなり自分に回されて私の肩はビクっと
なった・・・・・。


「「「そーそーやれやれ!!」」」


4人の声が私の頭の中を巡り巡って回って
・・・・・・・・・。


「あ・・゛・・うん・・分かった」


私は班長になってしまった。