どれくらいたったのか。 時間の感覚がまるでない。 まだ数分しかたってないのか、それとも何日もたっているのか。 お腹がすいたのか、喉が乾いたのか。 今は夜なのか、朝なのか。 小さな窓からはわからない。 (私、どーなるのだろう…) その時、牢屋の重い扉がガチャンと開いた。